裁判所に行けない!辞退できる?

裁判員に選ばれた場合、原則として辞退はできないことになっています。しかし、法律の世界では原則には例外がつくことが多いです。法律や政令でいくつかの辞退できる事由が定められています。裁判所から該当する事由であると認められれば、辞退は可能なのです。
裁判所に行けないという理由で辞退したい場合、どういったことになるのか、3つのケースで見てみます。
まず最初に病気です。重い病気や障害がある場合は辞退が可能になっています。したがって、ちょっと風邪をひいた程度では認められません。しかしどこからが重い病気と判断されるのか、その線引はあいまいです。実際には医師に書いてもらった診断書を裁判所に送って判断を仰ぐということになります。通例は医師の判断に従うことになるでしょう。
次は妊婦のケースです。これは無条件で辞退できます。出産した日から8週間後までの場合も可能です。ちなみに、妻や娘の出産に立ち会ったり、それにともなう入退院に付き添う場合にも辞退できます。
最後は裁判所が遠いので行けないというケースです。辞退事由に「住所または居所が裁判所の管轄区域外の遠隔地にあり、裁判所に出頭することが困難であること」という規定はあるのですが、遠隔地の定義が明確でなく裁判官任せになっているという問題があります。離島の居住者が呼び出されたという報道もありますので、外国に居住している場合を主な対象にしていると考えたほうがいいかもしれません。ダイニング02

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